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リアルタイム授業支援アプリ「MetaMoJi ClassRoom」新版、モニタリング画面の強化などを実施

個々の児童生徒がどのページに取り組んでいるかを把握可能に

 株式会社MetaMoJiは、リアルタイム授業支援アプリ「MetaMoJi ClassRoom」の新版を3月下旬より提供開始すると発表した。

 MetaMoJi ClassRoomは、iPad、Chromebook、Windowsに対応し、混在環境でも利用できる授業支援ソフトウェア。リアルタイムな画面共有・転送により、教師が机間巡視を行うことなく、児童生徒の学習状況を把握できるという。また、紙に書いているようなノートテイキングができるため、従来の学習と違和感なくICT教育で活用可能な点も特徴。搭載する「かな漢字変換機能」は手書き入力からも利用でき、学年別辞書にも対応しているので学習に効果的としている。

 今回の新版では、児童生徒の学習状況がリアルタイムに把握できるモニタリング画面の機能を拡充。“個々の児童生徒がどのページに取り組んでいるか”を把握できるモードが追加された。これにより、児童生徒ごとの進捗を確認しやすくなるという。

 また、教材配布の手間を軽減する複数ノートの一括配布機能や、複数ノートを結合して配布しやすくする機能、指定した日時の授業ノートの状態を復元する機能などが新たに追加された。

 加えて、欠席者の表現が変更され、生徒の画面を見ている時に、その生徒が授業ノートを開いているかどうかを判別可能にしている。このほか、モニタリングの並び順を表示名順からユーザーID順へ変更した。ユーザーIDに学籍番号などを設定しておけば、出席番号を設定しなくても期待どおりに並ぶようになるとしている。