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NECとAnthropic、金融機関8社が連携してAIを活用した新たな価値創出に向けた取り組みを開始
2026年6月12日 12:23
日本電気株式会社(以下、NEC)と米Anthropicは11日、MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社、住友生命保険相互会社、株式会社大和証券グループ本社、三井住友トラストグループ株式会社、三井住友信託銀行株式会社、株式会社三井住友フィナンシャルグループ、明治安田生命保険相互会社など金融8社と、AIを活用した新たな価値創出に向けた検討および共創の取り組みを開始すると発表した。
NECとAnthropicを中心に複数の金融機関が参画し、高い安全性と正確性が求められる金融業界を皮切りに、信頼性の高いAIの活用と実装を推進することで、社会全体が安心してAIの価値を享受できるAI共創社会の実現を目指していくとしている。
NECとAnthropicは取り組みの背景として、AIが急速な進化を遂げる中、社会に不可欠な金融インフラのレジリエンスを一層高めていくためには、個社や業界内にとどまらず、業界横断で知見を共有し、連携して取り組むことが求められていると説明する。NECとAnthropicは、2026年4月に日本のエンタープライズ領域におけるAI利活用のさらなる加速に向けて戦略的協業を開始し、セキュアな業種別の業務特化型AIソリューションの共同開発やBluStellar ScenarioへのClaudeの導入を進めている。
今回の取り組みはその協業の一環で、参画各社が開示可能な範囲で有する業種・業務に関する知見を最大限に活用し、業界の枠を超えた協働体制を築くことで、新たな価値創出に取り組むとしている。
取り組みでは、AIの導入を通じて金融サービスの品質を一層向上させるとともに、顧客への新たな付加価値の提供やユーザー体験のさらなる改善に向けた検討を進める。
また、先進的なAI技術の活用を推進することで、オフィスワークを中心とした業務プロセスの効率化や業務改革を進め、AI時代に求められる働き方の高度化と生産性の向上を実現する。
さらに、クラウドシフトやITインフラのモダナイゼーションを通じてセキュリティ環境の強化を図り、サイバー攻撃の脅威や将来の事業変化にも対応可能な安全性とレジリエンスの向上を目指す。
今後も各社は、NECとAnthropicを中心とした協働体制のもと、業界の枠を超えた連携を通じて、日本におけるAIの活用可能性をさらに拡大していくと説明。また、先進的なAI技術・サービスの新たな展開をスタートとして、より良いAI共創社会の実現へ向けて、金融分野におけるイノベーションの創出や社会課題の解決に積極的に取り組んでいくとしている。
