ニュース
NECのホテル基幹システム「NEHOPS」、客室清掃システム「Jtas」との連携を強化
手配品やリクエストのリアルタイム連携が可能に
2026年6月15日 09:00
日本電気株式会社(以下、NEC)は11日、自社のホテル基幹システム(PMS)「NEHOPS」と株式会社Edeyansの客室清掃システム「Jtas」との連携を強化したと発表した。今回の連携強化では、従来は日次で行われていた手配品やリクエストコードの連携がリアルタイム化される。さらに、フリーメモの内容をAIが自動精査し清掃指示に反映する機能や、連携項目の拡張により、ホテル現場における情報伝達のミスを削減するとしている。
「NEHOPS」は、さまざまな規模のホテルに対応可能な基幹業務システム。営業系システムから管理系システムまでをトータルに用意できるほか、各システム間でのスムーズなデータ連携を実現しているため、ホテル全館、チェーン全体の業務効率化を実現するという。一方の「Jtas」は、ホテルと清掃会社間のさまざまなアナログ業務をデジタル化・一元管理するシステムである。
両製品間では、すでに連携機能が提供されているが、従来の運用では、日中に発生した予約内容の変更や追加のリクエストはリアルタイムで連携されていなかったため、ホテルスタッフと清掃会社の間で電話や口頭による伝達を行う必要があったという。
しかし今回の連携強化では、手配品(個数・名称・メモ)やリクエストコードがリアルタイムで連携されるようになり、日中の変更に伴う電話連絡の必要がなくなるとのこと。また、スタッフの工数削減効果だけでなく、ゲストへの提供ミスを防げることから、顧客満足度の低下を防止できるとしている。
さらに連携項目として、フリーメモ(1・2)、ベビーコット(BCT)数、NBA(Nothing But Address)フラグ、ルームチェンジ情報、アーリーイン/レイトアウトフラグ、関連予約情報などが追加された。これにより、「Jtas」上での絞り込みや一括操作などの汎用性が向上し、より幅広い業務に対応できるようになったとのこと。
加えて今回は、新たに連携項目に追加された「フリーメモ」の内容をAIが精査し、膨大なメモの中から、特定の備品貸し出しや個別の清掃指示など清掃に関連する項目を自動で抽出して手配情報へ追加する機能も搭載された。これにより、スタッフがゲスト情報を一件ずつ確認する手間がなくなり、清掃指示書作成の工数も削減されるとしている。
