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ラクスのメールマーケティングサービス「配配メール Ver.8.1」、フォローメールの自動配信機能を提供

 株式会社ラクスは14日、メールマーケティングサービス「配配メール」の新版「同 Ver.8.1」を提供開始したと発表した。

 配配メールは、メルマガ配信などの一斉メール配信から、ステップメール・セグメント配信といったOne to Oneの個別配信まで対応可能なメール配信サービス。今回のバージョンアップでは、ラクスが実際にメールを活用して商談獲得などの成果が得られた施策をもとに、利用企業の成果向上を支援する新機能が実装された。

 具体的には、Bridgeプランにおいて、メール配信をきっかけに商談獲得や商品購入といった成果につなげられるよう、「フォローメール」機能を利用可能にした。同機能では、配信したメールを開封もしくはクリックした顧客に対して、あらかじめ用意しておいた商談依頼や、サービス購入を促すメールを自動で配信できる。

クリック者にのみ、メールを配信する場合の例

 ラクスによれば、配信リスト全体に対して商談を打診するようなメールを一斉配信しても、顧客の温度感はさまざまなのため、成果につながりにくいだけでなく、購読解除が増えてしまう可能性があるという。これに対して、お役立ち情報など定期的に配信しているメールに反応した人は、自社の発信する情報に対して興味関心がある可能性が高いとのことで、こうした層に絞って商談依頼やサービス購入を促すメールを配信することで、効率的に成果を出せるとした。また、一連の流れを自動で行えるため、営業活動の効率化にも寄与するとしている。

 なお、フォローメールの作成は通常のメール作成と同様に実行可能。配信設定も、フォローメールの作成も通常のメール作成と同様に行え、配信設定の「Step4 配信方法の選択>効果測定によるアクションの設定」にて、メール開封時のアクションとURLクリック時のアクションを設定できる。