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SaaS連携データベース「Yoom」、CData Connect Cloudを通じて自社開発システムとの連携に対応

 CData Software Japan合同会社(以下、CData)は13日、Yoom株式会社のSaaS連携データベース「Yoom(ユーム)」が、SaaSデータへのコネクティビティをサービスとして提供する「CData Connect Cloud」と連携開始したと発表した。

 「Yoom」はさまざまなSaaSとノーコードで連携し、業務を自動化するSaaS連携データベース。各SaaSに散らばった情報をYoomのデータベースに集約し、繰り返し発生する業務フローを自動化することで、セールス・人事・労務・経理などのさまざまな部門において、業務の効率化・自動化を実現するという。

 一方のCData Connect Cloudは、Salesforce、Dynamics 365、SharePoint、ServiceNow、SAP HANA、スマレジ、PCAクラウドなど、125種類以上のSaaSにAPIコーディングなしで接続できるクラウドデータコネクティビティサービスである。

 今回、この両サービスが連携することにより、これまでYoomが連携を強化してきたパッケージ型のSaaSツールに加えて、MySQLやPostgreSQLなどを用いてスクラッチで開発された自社システムなどとも、CData Connect Cloudを通じた連携が可能になるとした。

 両社では連携が可能になるデータソースの例として、Amazon AthenaやAmazon Redshift、Snowflakeなどのビッグデータ、MySQL、PostgreSQL、SQL Serverなどのデータベース、Marketo Engage、Pardot、Oracle Eloquaなどのマーケティングサービス、SAP(S4/HANA、Business One)、Dynamics 365、ServiceNow、NetSuiteなどのERP/CRMシステムを挙げている。