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CDataのデータ連携プラットフォーム「CData Connect」、ローコード開発ツール「クエリア」と連携

 CData Software Japan合同会社(以下、CData)は22日、株式会社Querierが提供するローコード開発ツール「クエリア」が、データ連携プラットフォーム「CData Connect」と製品連携を開始したと発表した。

 クエリアは、社内向けシステムを開発するエンジニア向けのローコードツール。ドラッグ&ドロップでシステムを簡単に構築でき、裏側の処理をSQLやJavaScriptで記述することで、社内向けの管理画面や業務アプリケーションを高速に提供できる。

 今回の連携により、クエリアから基幹データベース(DB)や、SAPなどのアプリケーション、Googleスプレッドシート、ServiceNow、kintoneといったSaaSのデータにリアルタイムで連携するアプリケーションを簡単に作成できるようになり、クエリアから標準化された接続で、150種類以上の外部データにアクセスする社内システムが構築可能になる。

 利用例としては、オンプレミスの基幹システムのDBにクエリアからアクセスして、顧客マスターや製品マスターをクエリアでそのまま使用が可能。また、オンプレミスのSAP ERPのデータをクエリアから使いたい場合では、CData Connect Serverを使うことで、ノーコードでセキュアにオンプレミスデータをAPI化してクエリアから使用できる。

 CData Connectは、DBのほかにも、Salesforce、kintoneなどのSaaSや、Google BigQuery、SnowflakeなどのクラウドデータストアのAPIを抽象化し、扱いやすい標準化された形でクエリアから扱うことが可能になる。それぞれのAPIの認証、スキーマ定義やクエリ方法の違いを意識することなく、連携アプリケーションをクエリアで作成できる。