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CData、クラウドデータ仮想化サービス「CData Connect Cloud」にカスタムAPI接続機能などを追加

 CData Software Japan合同会社(以下、CData)は19日、クラウドデータ仮想化サービス「CData Connect Cloud」の新しいカスタムAPI接続機能や、データソース・クライアントの拡充などのアップデートを発表した。

 CData Connect Cloudは、SaaSやクラウドデータベースに散在するデータを、仮想化して利用可能にするサービス。ユーザーが使いたいツールから、幅広い業務SaaSにAPIプログラミング不要でアクセスして使用できる。

 今回のアップデートでは、カスタムAPIへのノーコード接続機能「APIConnector」を追加した。既にCData Connect Cloudが対応する、150種類以上のSaaSやクラウドDBへの接続に加え、任意のカスタムAPIへのアクセス設定がノーコードで可能になった。CData Connect CloudがカスタムAPIのレスポンスとして返されるJSONを解析し、クリック操作のみでテーブルデザインを行え、非エンジニアのユーザーでもカスタムAPIに簡単にアクセスできる。

 また、データソースでは、マーケティングオートメーションツールの「Act-On」、クラウドベースの勤怠管理・スケジューリングツールの「TSheets」、ビジネスコミュニケーション・コラボレーションツールの「Slack」、クラウドベースの会計・ビジネス管理ツール「Sage 200」に新たに対応した。

 クライアントツールでは、オープンソースのELTプラットフォーム「Airbyte」、ワークフロー・プロセス自動化を付与したレポーティングツール「Nintex」、モバイル・Webアプリケーションのローコード・ノーコード開発プラットフォーム「OutSystems」、Microsoft SQL Severのデータ仮想化機能「SQL Server Polybase」に新たに対応した。