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ユミルリンクのSMS配信サービス「Cuenote SMS」、ワンタイムパスワードによる多要素認証に対応

 ユミルリンク株式会社は5日、SMS(ショートメッセージサービス)配信サービス「Cuenote SMS」を強化し、ワンタイムパスワードによる多要素認証に対応した新版を提供開始すると発表した。なお、同機能はCuenote SMSの標準機能として提供される。

 Cuenote SMSは、国内キャリア(docomo、au、SoftBank、楽天モバイル)との直接接続(直収)による正規ルートでSMS配信を行えるサービス。SMSは多くの携帯電話が標準で対応しており、アプリのインストールなどが不要なほか、携帯電話番号のみでメッセージを配信でき、メールアドレスのような複雑な文字列を入力することなく利用できるため、本人確認のための認証情報送信、Web上での手続き完了通知、業務連絡など、即時性が求められるさまざまな用途で利用が拡大しているという。

 今回提供を開始する新版では、ログイン時に必要なID・パスワードによる認証に加え、IPアドレス制限、ワンタイムパスワードによる多要素認証に対応した。ID・パスワード認証と、IPアドレス制限とワンタイムパスワード認証のいずれか、あるいはその両方を組み合わせることが可能で、より厳重なセキュリティ対策が可能になるとしている。
 なお、認証に必要なワンタイムパスワードの発行方法としては、ハードウェアトークン、ソフトウェアトークンのいずれかを選択できる。