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NTT-AT、クラウド型RPA管理サービス「WinActor Manager on Cloud」が海外拠点のロボット管理にも対応

 NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)は29日、RPAツール「WinActor」のクラウド型管理サービス「WinActor Manager on Cloud」(以下、WMC)を強化し、国内のロボットだけでなく、海外拠点で稼働するロボットも含めた管理を12月より可能にすると発表した。

 WinActorは、NTTアクセスサービスシステム研究所で研究開発された技術をベースに、NTT-ATが商品化した純国産のRPAツール。WinActor Manager on Cloudは、このWinActorの動作やシナリオを効率的に管理できるようにするクラウドサービスで、待機状態のWinActorにタスクを割り当てたり、エラー発生などで停止しているWinActorの状態を確認したりすることができる。また、管理されていないロボット(野良ロボット)が発生することを抑制するため、実行シナリオをすべてクラウド側で管理する「管理実行機能」も搭載しているという。

 今回はWinActor Manager on Cloudの機能が拡張され、国内の管理者が国内外のロボットの状況を把握できるようになった。これにより、国内と海外支店の間で共通的な業務についても、ガバナンスを維持しながらロボットの共用を行えるとのこと。