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NTT-AT、RPAツール「WinActor」の管理運用ツール「WinDirector powered by NTT-AT」を販売

 NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)は1日、RPAツール「WinActor」をオンプレミスで一元的に管理・統制するための運用ツール「WinDirector powered by NTT-AT(WinDirector ver.2.0)」を2月15日に販売開始すると発表した。

 WinDirectorは、WinActorで作成した複数のロボットを一元的に管理・統制するための運用ツール。株式会社NTTデータが開発し、2017年から販売しているが、今回、NTT-ATが開発したWinActor管理モジュールを組み込み、セキュリティなどの管理機能を強化。「WinDirector ver.2.0」として、2月15日からNTT-ATとNTTデータ両社で販売する。

 WinActorを利用するユーザーの権限設定や、複数のシナリオを「ジョブ」として集約するシナリオとジョブ管理機能、組織ごとのジョブの実行状況をリアルタイムにグラフ表示するジョブの稼動状況管理などの機能を備えるほか、同時利用ライセンス数を動的に管理するフローティングライセンスにオプションで対応する。

 NTT-ATでは、2018年11月にWinActorのクラウド型管理サービス「WinActor Manager on Cloud」の提供を開始しているが、クラウドサービスに加えてオンプレミス版での管理運用ツールを新たに提供することで、PC 1台からのスピーディーな導入から、サーバーやクラウドによる統一的な管理まで、WinActorの利用形態を顧客の業務に合わせてより柔軟に選択できるようになるとしている。

 WinDirector powered by NTT-ATに対応するWinActorのバージョンはVer5.3以降となり、WinActor Ver5.3も2月15日にリリースする。WinDirector powered by NTT-ATの価格はオープン。WinActor Ver.5.3のノードロックライセンス版の価格(税別)は、フル機能版が90万8000円、実行版が24万8000円。フローティングライセンス版の価格はオープン。