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ブイキューブやオカムラなど3社、環境配慮と安全性を高めたスマートブースの新モデル

吸音性能の向上によりWeb会議時の使い勝手も向上

TELECUBE by OKAMURA

 株式会社ブイキューブ、テレキューブ株式会社、株式会社オカムラの3社は7日、共同開発したワークブース「TELECUBE by OKAMURA」の構造を見直し、従来モデルと同等の機能を維持しながら環境配慮と安全性を高めた新モデルを発表した。2023年1月より販売を開始する。

 TELECUBE by OKAMURAは、さまざまな場所に容易に設置できる、テレワークのためのフルクローズ型ワークブース。セキュリティが保たれた静かな環境で、資料作成やメールなどの業務、電話やWeb会議などでのコミュニケーションを行えるという。

 今回の新モデルでは、従来モデルと同等の機能を維持しながら、構造を見直して環境配慮と安全性を向上させている。まず、軽量設計により、従来モデルと比べて構造体の部品重量を約18%軽量化しており、輸送時のCO2排出量や梱包資材の削減を実現するなど、環境への配慮を行っているという。

 また、ブースに取り付けるドア周りの構造を開発し、ドアとブース本体のすき間をなくしたことで、開閉時に手を挟む心配がなくなり、安全性が向上。さらに、従来モデルと同等の高い遮音性能を維持しながら、吸音性能を向上させた。ブースの外からの音がブース内に入らないように遮音するだけでなく、ブース内の音の反響・残響を吸音し抑制することで、Web会議時に声が聞き取りやすくなったとのことだ。

 ラインアップは従来と同様、1人用、2人用、4人用の3種類が用意される。価格はオープン。