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キンドリル、IT運用を支援する新たなプラットフォーム「Kyndryl Bridge」を発表

 米Kyndryl(以下、キンドリル)は現地時間20日、企業のIT運用を支援するオープンな統合プラットフォーム「Kyndryl Bridge」を発表した。

 Kyndryl Bridgeは、IT資産のインサイト(洞察)をリアルタイムで把握し、顧客に応じてミッションクリティカルなIT運用を実現する統合プラットフォーム。キンドリルが蓄積した専門知識、運用データのパターンやIP(知的財産)を集約し、企業がAIを活用した分析とビジネス目標を改善し加速させるための、実行可能な洞察を導き出す。

 グローバルエコノミー全体で企業が必要とする複雑な管理およびプロセスツールを統合・結合し、企業のサーバー1台当たりのインシデント数を月平均で74%削減させるとしている。

 また、構成の自由度に配慮して設計されたKyndryl Bridgeは、キンドリルとエコシステムパートナーから展開される、レディーメイドの業界規模のソリューションを展開するために進化を続けていると説明。自動化とAIを搭載したインテリジェントな管理用ツールは、ダウンタイムを回避し、将来のニーズやコストの予測を向上させるリアルタイムの洞察を提供するとしている。

 キンドリルでは、Kyndryl Bridgeはマルチクラウドのメリットを最大限に生かし、「as-a-service」の運用環境を顧客に提供すると説明。キンドリルの先進的なテクノロジーやツールと、グローバルエコノミーのすべてのセクターにわたる業界に関する、深い専門知識や先進的なイノベーターをつなぐ戦略的なデジタルハブになることを目指して設計されており、今後さらに拡大や成長を続けるとしている。