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アシスト、AWS利用のガイドライン作成を支援する「AWS標準化検討支援サービス」を提供

 株式会社アシストは20日、Amazon Web Services(AWS)の活用を推進する企業向けに、「AWS標準化検討支援サービス」の提供を開始した。

 アシストでは、企業におけるDX推進の鍵として、業種や規模を問わず幅広い企業でクラウドへの移行が始まっているが、クラウドの設定漏れや不備によりセキュリティが脆弱になっていることや、予期せぬサービス停止に陥るケース、個別契約により企業全体として非効率な運用やコスト増につながるといった課題も浮かび上がってきたと説明。これらの課題を払拭するため、アシストでは「AWS標準化検討支援サービス」を提供し、顧客企業がAWSクラウドをセキュアかつ適切に利用できるように支援するとしている。

 具体的には、1)アーキテクチャ(アカウント設計やネットワーク設定など)、2)セキュリティ(IDおよびアクセス・ログ管理、インフラやデータの保護、セキュリティ対策など)、3)運用(監視・ログ管理・バックアップ方針など)、4)コスト管理の4カテゴリ、全14項目について、アシストが標準化に必要な前提知識や資料を顧客に提供しながら、ワークショップ形式でガイドライン策定を支援する。

 また、サービスのオプションとして、決定した事項をもとにガイドライン自体を作成する「AWSガイドライン作成サービス」や、一度作成したガイドラインを定期的に見直す「AWSガイドライン更新サービス」も合わせて提供することで、顧客企業の負荷軽減、ガイドラインの陳腐化防止や中長期的なAWS構成改善を支援する。

 さらに、アシストではAWS利用企業の幅広いニーズに対応するために、定めたAWSガイドラインに準じたAWSマルチアカウント環境やインフラ環境の構築を行う「AWSマルチアカウント管理ソリューション」、実際に構築したAWS環境に対する「アシストAWSサポート」サービスも提供する。

ガイドライン完成後のイメージ