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アシスト、AWS活用企業向けのシステム評価・診断サービスを提供

 株式会社アシストは2日、Amazon Web Services(AWS)を利用する企業向けに、その企業利用するシステムの評価・診断を行う「AWS診断サービス」を、同日より提供開始すると発表した。価格は個別見積もり。

 AWS診断サービスは、AWSにおけるベストプラクティスを評価するために、5つの基本的な観点から整理されたドキュメント集「AWS Well-Architectedフレームワーク」をベースに、利用企業のシステムの診断や評価を行い、レポート形式で改善策を提案するもの。この観点とは、「優れた運用効率」「セキュリティ」「信頼性」「パフォーマンス効率」「コストの最適化」という5つで、評価項目は1)セキュリティ、2)アーキテクチャ(システムの信頼性、運用性)、3)コストパフォーマンス(パフォーマンス効率、コスト最適化)の3つから選択できる。

 アシストでは、AWS診断サービスを利用することにより、AWSの利用企業が持つ、セキュリティなどに対する懸念や設計の不安を解消できるとアピールしている。

 さらにアシストでは、改善策の提案のみならず、企業が診断結果に応じて改善策を実施するための支援サービスも提供する。例えば、セキュリティに対する改善では、AWSにおけるセキュリティインシデントを検出する仕組みの検討・実装を行う「AWSセキュリティ基本設定パック支援」を、ネットワークの可用性に対する改善では、オンプレミスとAWS環境のネットワーク接続冗長化の構築を行う「AWS冗長ネットワーク構築支援」を例として上げた。