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アシスト、取扱ミドルウェア製品のAWSへの導入を支援するサービス「パッケージ on AWS」

提案から契約、設計・構築、研修、アフターフォローまでをトータルに対応

 株式会社アシストは19日、自社が取り扱うミドルウェア製品をAmazon Web Services(AWS)環境上に導入できるよう支援する「パッケージ on AWS」を発表した。まず第1弾として、日立の統合システム運用管理ツール「JP1」など7製品に対応する。

 パッケージ on AWSは、ミドルウェア製品をAWS上で利用できるようにアシストが支援するサービス。同社のAWS専任技術者と各ミドルウェア製品の専任技術者が連携し、要件のヒアリングやそれに応じたAWSおよびミドルウェアのシステム構成検討・見積もりといった提案から、契約、研修、設計・構築、運用開始後のフォローまでをトータルに支援してくれるという。

 このうち契約については、AWSおよび各ミドルウェア製品の契約に関してアシストが一括して対応するほか、研修は、利用企業がノウハウを習得可能なスキルトランスファー型での提供になるとした。

 アシストでは、こうしたサービスをトータルに提供することにより、企業は各ベンダーとの契約業務や個別のシステム構成検討、ベンダー間の仲介といった煩雑さから解放されることに加え、AWS上でミドルウェア製品を最短で利用開始でき、それぞれの領域の責任分界点があいまいとなるリスクや、問題発生時の切り分け業務も回避可能になると、そのメリットを説明している。

 なおミドルウェアとしては、当初、JP1に加え、ラトビアZabbixの統合監視ツール「Zabbix」、Qlik TechnologiesのBIプラットフォーム「Qlik」、セゾン情報システムズのデータ連携/ファイル連携基盤「DataSpider Servista」「HULFT」、PreciselyのETL基盤「Precisely Connect」(旧名称:Syncsort DMExpress)、インフォサイエンスの統合ログ管理システム「Logstorage」に対応。今後、対象製品を拡大するとのこと。