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両備システムズ、LGWANから接続可能なファイル共有サービス「R-Cloud FileShare」を提供

 株式会社両備システムズは8日、LGWAN(総合行政ネットワーク)から接続可能なファイル共有サービス「R-Cloud FileShare」を、8月に提供開始すると発表した。

 両備システムズでは、LGWANからは外部のインターネットへの接続制限があるというネットワーク分離の制約や、外部からのデータの受け渡しはファイル無害化が必要とされる制約があるため、庁内と庁外との情報のやり取りが業務効率化の面で課題となっていると説明。また、自治体DXの推進として、複数の地方公共団体間、地方公共団体と事業者間での情報共有の効率化も課題とされているという。

 こうした課題に対し、R-Cloud FileShareは、LGWAN同士、インターネット同士、LGWANとインターネット間でのファイル共有に対応し、場所を選ばないセキュアなファイル共有により、ユーザー同士の情報のやり取りを効率化する。

R-Cloud FileShareイメージ図

 端末や場所を選ばず、LGWAN環境とインターネット環境でのファイル共有が可能で、インターネット上のファイルをLGWAN環境へ持ち込む際には、ファイルの無害化処理を実施する。単一の地方公共団体内だけでなく、複数の地方公共団体間や、地方公共団体と外部のサービス事業者間でのファイル共有が可能。また、機密性の高いファイルを取り扱う業務においては、外部ネットワークと切り離したLGWAN環境内のみのファイル共有が行える。

 両備システムズでは今後も、DX推進や働き方改革に伴う課題解決に最適なクラウドプラットフォームを提案することを目指し、サービスラインアップを拡充していくとしている。