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両備システムズ、LGWAN連携対応クラウド「R-Cloud」でデジタルID「xID」との連携サービスを提供

 株式会社両備システムズは25日、公的個人認証実装中継サービス「R-Cloud Auth for xID」を、2022年5月に提供開始すると発表した。

 R-Cloud Auth for xIDは、xID株式会社が提供するデジタルIDソリューション「xID」と、両備システムズが提供するLGWAN連携対応クラウド「R-Cloud」とを連携し、「xID API」と各種Webサービスとの中継を担うサービス。

 SaaS事業者は、R-Cloud Auth for xIDを利用することで、各種Webサービスに本人確認や公的個人認証の機能を、ローコード開発で容易に実装することが可能になる。

公的個人認証実装中継サービス「R-Cloud Auth for xID」

 両備システムズでは、オンライン上で「行政手続き・電子申請」「銀行口座・証券口座の開設」など、本人確認や個人情報提供の同意取得などを行った上で利用可能となるサービスが増加している一方、オンラインでの本人確認の仕組みをシステムに取り入れたいSaaS事業者においては、開発コスト、構築スケジュール等が課題になっていると説明。本人確認のデジタル化の促進に向け、SaaS事業者の効率的な開発を支援するために、R-Cloud Auth for xIDを開発したとしている。

 R-Cloud Auth for xIDを組み合わせたサービス事例としては、兵庫県加古川市でセブン銀行ATMとマイナンバーカードを活用した、給付金などのATM受取システムの構築と実証を実施したことを挙げている。