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三菱UFJ銀行、BusinessTech、NTTデータ、Salesforceの4社、地域金融機関向けの法人ビジネスプラットフォームを提供

 株式会社三菱UFJ銀行、株式会社BusinessTech、株式会社NTTデータ、株式会社セールスフォース・ジャパン(以下、セールスフォース)の4社は24日、地域金融機関に向けた法人ビジネスプラットフォームの取り扱いを開始したと発表した。

 法人ビジネスプラットフォームとは、これまで金融機関が提供してきた金融ソリューションや情報コンテンツに加え、DX(デジタルトランスフォーメーション)、ESG(環境・社会・ガバナンス)、地域創生など、非金融領域の課題解決に資するソリューションをそろえた、新たな総合金融サービスを提供するプラットフォーム。地域金融機関がこれを活用すると、取引先企業が抱えるさまざまな経営課題や社会課題に対して、ソリューションを容易に、かつ一括して提供可能になるという。

法人ビジネスプラットフォームの提供価値

 具体的には、三菱UFJ銀行がこれまで培ってきた対面・非対面チャネル運営のノウハウを基に、BusinessTechの非金融領域における問題解決プラットフォーム「ビジクル」、インターネットバンキングや多種多様なソリューションとの連携が可能な、NTTデータの法人向けポータルサービス「BizSOL_Square」、セールスフォースの「Salesforce Financial Services Cloud」を初めとするCRM(顧客関係管理)システムを連携して構成されている。

法人ビジネスプラットフォームの構成

 これらを組み合わせてプラットフォームとして提供することにより、さまざまなデータの一元管理やデータ分析に基づく提案の高度化、オンライン/オフライン両面でのシームレスな情報提供など、新たな顧客体験を実現できるとのこと。

 さらに地域金融機関は、これらのサービスを同プラットフォーム上で一括して利用することにより、各サービスの導入が容易になるだけでなく、各サービス間のデータ連携もスムーズになるとした。あわせて、取引先企業に関するデータ蓄積・分析から提案活動におけるデータ活用まで、一連のサイクルを同プラットフォーム上で完結できる点もメリットとしている。