三菱UFJ銀行、BusinessTech、NTTデータ、Salesforceの4社、法人ビジネスプラットフォームの提供に向け連携を検討

　株式会社三菱UFJ銀行、株式会社BusinessTech、株式会社NTTデータ、株式会社セールスフォース・ドットコム（以下、Salesforce）の4社は28日、法人ビジネスプラットフォームの提供に関する連携に向けて、検討を開始したと発表した。

　法人ビジネスプラットフォームは、企業が抱えるさまざまな経営課題や社会課題に対するソリューションを、一括して提供するプラットフォームとなる。これまで、金融機関が提供してきた金融ソリューションや情報コンテンツのほか、DX・ESG・地域創生などの非金融ソリューションを揃えたプラットフォームを構築し、経営課題・社会課題を起点とした、新たな総合金融サービスの提供を検討していくとしている。

　法人ビジネスプラットフォームは幅広い企業が利用できるよう、三菱UFJ銀行以外の金融機関からの提供も検討する。また、4社のノウハウや強みを法人ビジネスプラットフォームに融合させることで、法人ビジネスプラットフォームを提供する金融機関自身のDX支援も併せて実現を目指す。

　具体的には、 三菱UFJ銀行の約120万社の法人顧客基盤と非対面チャネル拡充のノウハウ、BusinessTechの問題解決プラットフォーム「ビジクル」、NTTデータの法人・個人事業主向け総合サービスチャネル提供プラットフォーム「BizSOL_Square」と、Salesforceの金融機関向けCRMシステム「Salesforce Financial Services Cloud」などの企業と顧客をつなぐソリューションで、DXを推進する技術を融合した法人ビジネスプラットフォームの構築を目指すとしている。

　4社は、法人ビジネスプラットフォームの提供を通じて、企業のDX支援や地域創生などの社会課題の解決を図るとともに、日本経済の成長・発展に共に貢献したいとしている。