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NTT-AT、ネットワークトラフィック分析・可視化システム「@FlowInspector」に100Gbps対応版を追加

 NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)は10日、ネットワークトラフィック分析・可視化システム「@FlowInspector」に、100Gps対応版など新たなラインアップを追加し、7月から販売を開始すると発表した。

 @FlowInspectorは、NTT-AT独自のLWPIモニタリング手法により、複雑にカプセル化された仮想ネットワークや、ネットワークスライシングにより複数サービスが重畳されたネットワークにおいても、サービスごとのトラフィックのリアルタイム可視化・詳細分析を可能にし、サービス品質測定などを実現する製品。

 100Gbps対応版の新ラインアップ追加により、近年のネットワークの多様化や複雑化により急速に広がる超高速・大容量ネットワークへ対応するとともに、1Gbpsから100Gbpsの広帯域まで、顧客の利用環境に合わせたきめ細かなネットワークトラフィック監視を可能とする。

 また、同時にリリース予定の10Gbps版の新バージョンでは、複数のプローブで収集したトラフィック情報の統合監視と新たなモニタリング手法であるLWPI(Lightweight Packet Inspection)により、ネットワークサービスに依存せず、あらゆるプロトコルのネットワークトラフィックをリアルタイムに分析し、通信フローの監視・トラブル原因の究明が可能となる。

 このほか、入力トラフィックから、数千~数万におよぶ監視対象フロー・ルールを自動で更新する機能を追加し、監視設定作業などを大幅に削減する。

 製品の価格など詳細については要問い合わせ。NTT-ATでは、6月15日~17日に幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2022」に、@FlowInspectorを出展する。