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NTT-AT、生成AIを活用した小型軽量のネットワーク可視化アプライアンス「@FlowInspector mini」を販売

 NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)は27日、ネットワークトラフィック可視化・分析システム「@FlowInspector」シリーズの新製品として、「@FlowInspector mini」を6月2日に販売開始すると発表した。

 @FlowInspectorは、ネットワークの状態を可視化するアプライアンス製品。新製品の@FlowInspector miniは、生成AIを活用することでネットワークの問題解析を容易にする、小型・軽量・安価な製品。

 製品は、ミラートラフィックを常時、収集・加工して、問題解析に必要な情報をパケットログとして@FlowInspecror miniの中に保存する。ネットワーク運用者は、問題の発生した時間帯や解析したいキーワードを用いて自然言語で「トラブル解析依頼」を行うと、製品が「トラブル原因の推定や対応策(解析レポート)」を提案する。これにより、ネットワーク運用者は迅速にトラブル原因を推定でき、問題解析時間を短縮できる。

@FlowInspector miniの動作概要

 小型・軽量の特長を生かすことで、常時監視時や問題発生時に設置したい場所に簡単に設置できる。また、容易に導入できるよう、既存のネットワーク監視製品に比べて低価格で提供する。

 @FlowInspecror miniは、中小規模ネットワークを効率的に運用したい顧客や、ネットワーク監視製品を複数拠点に設置して問題がどこで発生しているかを早期に明らかにしたい顧客に適した製品としている。価格は要問い合わせ。

 NTT-ATは、6月11日~13日に幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2025」で@FlowInspecror miniを展示し、同展示会のネットワークを構築する「ShowNet」プロジェクトにも参画する。