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アシストがBIプラットフォーム「TIBCO WebFOCUS 9.0」を販売開始、新たにコンテナエディションを提供

 株式会社アシストは9日、米TIBCO SoftwareのBIプラットフォーム「TIBCO WebFOCUS」の新版「同 バージョン9.0」とプロダクトサポートサービスを提供開始すると発表した。

 WebFOCUSは、「だれでも」「いつでも」「どこでもデータが活用できる」点を特徴とするBIプラットフォーム。操作性の良さから企業内に浸透しやすくなっており、特定の利用者に限定せず、すべての利用者がデータを活用しやすくなるための環境を提供しているという。

 今回の新版では、クラウドネイティブなBIプラットフォームの展開を容易にする「コンテナエディション」を新たに提供する。WebFOCUSのソフトウェアコンポーネントをコンテナイメージとしてパッケージ化しているので、WebFOCUS環境構築のリードタイム短縮、オートスケーリングを活用した効率的なシステム運用を実現できるとのこと。

 加えて、コンテンツ管理からバックグラウンドでの管理機能まで、WebFOCUSのすべての機能にシームレスにアクセスできるよう、WebFOCUSポータル機能「WebFOCUS HUB」のインターフェイスを刷新。さまざまな操作を、より直感的に行えるようにした。

 このほか、コンテンツ開発ツール「WebFOCUS DESIGNER」の機能強化も行われた。まず、ステージングテーブル(HOLDファイル)が作成可能となったことで、任意の検索結果を2次利用できるため、柔軟かつ複雑なレポートの作成に対応。また、RDBMSデータとExcelシートといった異なるデータソース間でのJOINやUNION、不要データの削除、演算の追加など、分析前のデータ準備をGUIで行えるようにしている。

 さらには、複数の分析ディメンショングラフでのオートドリルダウンをサポート。分析ディメンションをワンクリックで切り替え可能にしたことで、多角的な分析を実現するとのことだ。