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アシスト、データ仮想化ツール「TIBCO Data Virtualization」を販売

 株式会社アシストは31日、米TIBCO Softwareが開発し、同社の日本国内の販売総代理店であるNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社(以下、NTTコム オンライン)が提供する、データ仮想化ツール「TIBCO Data Virtualization」の販売を開始した。

 TIBCO Data Virtualizationは、社内にある多様なデータソースを、一つの論理的なデータレイヤーとして仮想的に統合することで、ビジネス要求に応じた高品質で鮮度の高いデータ提供をスピーディに実現するデータ仮想化ツール。

 データソースを物理的に複製せずに仮想的に統合し、アジャイルでビューを開発・公開することで、時間や手間を抑えてユーザーにデータを提供する。一度作成したビューは複数名で共有でき、ユーザーがデータ取得をリクエストした際にも、マルチデータソースへのクエリ応答の性能を向上させる機能により、素早くデータを提供する。

 ユーザーに公開される全てのデータは、論理的な仮想レイヤーを通して提供されるため、業務に応じた細かなアクセス権の設定と、一元管理が可能。これにより、データにガバナンスを効かせながら、ユーザーが自由にデータを活用できる。

 また、接続されたデータソースや開発したビューの全てをカタログ化することで、ユーザー自身が社内にあるデータを自由に探索できる。カラム名やテーブルなどのメタデータに加え、管理者やユーザーによって付与されたタグによっても検索可能なため、社内のデータ資産を活用できる。

 アシストでは、TIBCO Data Virtualizationの取り扱いを発表するウェビナーの開催をはじめ、顧客企業にTIBCO Data Virtualizationを積極的に紹介し、2023年末までの販売目標として約20社を見込む。また、アシストのデータ活用基盤構築ソリューション「aebis」に、TIBCO Data Virtualizationを加えてデータ統合手法の選択肢を広げることで、企業のデータ活用への取り組みをより強力に支援するとしている。