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アライドテレシス、レイヤ3インテリジェントスイッチ「x330シリーズ」の52ポートモデルを提供

10GBASE-TやSFP+のアップリンクにも対応

 アライドテレシス株式会社は19日、10Gigabit Ethernet/マルチギガ対応レイヤ3スイッチ「x330シリーズ」「GS970EMXシリーズ」において、52ポートモデルである「AT-x330-52GTX」「AT-GS970EMX/52」を販売開始すると発表した。

 AT-x330-52GTXは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポート×48に加えて、10GBASE-T・マルチギガ(2.5G/5GBASE-T)対応ポート×2、SFP+スロット×2を搭載したレイヤ3インテリジェント・スタッカブルスイッチ。

 標準で1Kルートのスタティックルーティングに対応するほか、256ルートのRIPや64ルートのOSPF v2といったダイナミックルーティングにも対応。また、最大6台のスイッチを仮想的に1台のスイッチとして構成し、負荷分散と冗長化を可能にする「VCS(Virtual chassis Stacking)」機能を利用でき、中・小規模ネットワークのコア・スイッチとしても導入可能とした。

 価格は37万4000円(税込)。

AT-x330-52GTX

 一方のAT-GS970EMX/52は、AT-x330-52GTXと同等のハードウェア機能を搭載しながらも、RIPやOSPF v2を16ルートまでに制限するなど、ソフトウェア機能を厳選することにより、安価に提供するモデルである。また、こちらもVCS機能(最大4台)を搭載しており、通信障害やシステムトラブル対策に利用できるとのこと。

 価格は30万2500円(税込)。

AT-GS970EMX/52

 なお両モデルとも、ファンレスだった従来のx330シリーズやGS970EMXシリーズと異なり、冷却ファンを搭載している。