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グレープシティ、オールインワン型の帳票ソリューション「ActiveReports 11.0J Server」

帳票のデザインから、プレビュー、ファイル出力、配信・印刷、管理まで対応

 グレープシティ株式会社は、帳票開発支援ツール「ActiveReports」のラインアップにおいて、帳票の設計から管理、運用までをカバーする帳票ソリューションの新版「ActiveReports 11.0J Server」(以下、ActiveReports Server)を、2月28日から販売開始すると発表した。

 「ActiveReports Server」は、ActiveReportsの帳票デザイナと帳票実行エンジンを搭載した、オールインワン型の帳票ソリューション。追加コストなしで、帳票のデザイン、プレビュー、ファイル出力、スケジュール配信・印刷、アクセス制御やログ管理などの各種制御機能といった、帳票システムに必要な機能がすべて利用できるという。

 導入が容易な点も特徴で、インストーラの手順に従ってWebサーバー(IIS)にインストールと初期設定をするだけでセットアップが完了し、管理者用と利用者用の2つのWebポータル画面を持つ帳票アプリケーションが利用可能になるとのこと。ポータル画面はカスタマイズに対応し、企業ロゴの配置にも対応。iPad/iPhoneからの利用も可能だ。

管理者ポータル(左)と利用者ポータル(右)

 また帳票デザイナは、Visual Studioのような開発環境がなくても利用者ポータルから直接起動でき、利用ユーザー数にも制限がないため、開発者だけでなくエンドユーザー自身でも帳票のデザインを行える。

 出力機能も充実しており、プレビュー画面(帳票ビューワ)からの印刷はもちろん、プリンタ情報を登録することで、サーバーからの直接印刷も可能。あらかじめ帳票を出力する日時を設定しておくスケジュール配信にも対応し、「毎月1日に月次レポートを関係者にメール配信」「夜間に登録プリンタから印刷」といった運用も行える。

 さらに、REST APIも多数提供しているので、さまざまな外部システムや上位システムとの連携、カスタムアプリケーションの作成にも対応するとした。

 価格は、運用サーバーライセンスが135万円(税込)。