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ぷらっとホーム、ヤマハルーターの運用状況を可視化する専用アプライアンス「EasyBlocks Network Reporter」

 ぷらっとホーム株式会社は15日、ヤマハルーター「RTXシリーズ」の運用状況の確認・ログ取得に特化したアプライアンス製品「EasyBlocks Network Reporter」を、3月1日より販売開始すると発表した。対応ルーターは、RTX830/RTX1200/RTX1210/RTX1220/RTX1300の各機種。なお、SCSK株式会社も3月1日より販売開始する。

EasyBlocks Network Reporter

 EasyBlocks Network Reporterは、ネットワーク機器の動作状況の記録であるSyslogを収集・長期保存・可視化できるネットワークアプライアンスサーバー。CPU・メモリのリソース使用率やトラフィック量など、ルーターの使用状況を指定のメールアドレスへ毎日レポーティングする機能を備えているので、ネットワークが正常に稼働しているかどうか、トラブルの予兆がないかなどを一目で確認できるという。

レポートメール

 また、ルーターをはじめUTM、ファイアウォールといった各種機能のSyslogメッセージは、内蔵ストレージに長期保存可能。SyslogやSNMP Trapで収集したログは本体内蔵のWeb GUIから閲覧でき、特定のルーター機種に対応したログのフィルタリングルールも搭載しているので、トラブルの予兆となるログもすぐに閲覧できるとした。

EasyBlocks Network ReporterのWeb GUI

 ハードウェアは、ぷらっとホームの「OpenBlocksシリーズ」の設計思想を踏襲した、堅牢で故障しにくい筐体を採用し、内部ストレージ容量が120GB/240GB/480GB/1TBの4モデルを用意した。

 管理についてもWeb GUIから行え、IPアドレスの設定、ファームウェアアップデートなどもWeb GUIから行うことができる。さらに、ぷらっとホームが提供するリモート保守管理サービス「AirManage 2」の1年間利用権が付属し、遠隔地からの設定変更・アップデート指示等を、VPN接続なしでもセキュアな通信で行えるとのこと。設定変更時には3世代前までの設定が自動的にバックアップされるため、問題発生時の設定復旧なども迅速に行えるとしている。