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ぷらっとホーム、リモートからの保守作業を支援するアプライアンス「EasyBlocks リモート監視管理」
2023年12月1日 06:30
ぷらっとホーム株式会社は、ネットワークアプライアンス製品群「EasyBlocksシリーズ」の新ラインアップとして、モバイル通信機能を備え、リモートでの保守作業を支援するアプライアンス「EasyBlocks リモート監視管理」を、2024年2月中旬に出荷開始すると発表した。価格はオープン。
「EasyBlocks リモート監視管理」は、遠隔地における保守作業を支援するアプライアンスサーバー。1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポート×2（うち1ポートはPoE受電対応）に加えて、4Gのモバイル通信機能を搭載しており、保守担当者はSaaS型リモート管理サービス「AirManage 2」を通じて、保守作業先のネットワークへセキュアにリモートアクセスし、各種ネットワーク機器やサーバー、ネットワークカメラなどの保守作業を行えるという。
具体的には、監視対象として設定したサーバーやネットワーク機器に対してPing監視・ポート監視を行い、機器やサービスが正常に稼働しているかどうかを確認できるほか、異常発生時のメール通知やSlack通知にも対応している。
また、コマンド操作（SSHログイン）に対応している保守対象機器へリモートアクセスし、コマンドによる機器の設定変更や再起動などの保守作業を、Webブラウザ上からセキュアに行ったり、保守の対象機器が持つWeb UIにリモートでアクセスし、Web UI上で確認できる各種情報の閲覧や設定を行ったりできるとのこと。
さらに、オプションのリブーターと組み合わせ、リモートアクセスした「EasyBlocks リモート監視管理」のWeb UI上から、保守対象機器の電源オン/オフ操作する機能を搭載。ネットワーク機器やネットワークカメラなど、電源入れ直しで障害復旧可能な機器の場合、現地へ行くことなく復旧作業が行えるとしている。
なお、保守の対象場所に設置した「EasyBlocks リモート監視管理」とAirManage 2との間の通信は、本体内蔵のモバイル通信にて行われ、HTTPSとSSHトンネリング技術の二重で暗号化されているので、セキュアな通信を実現するとのことだ。
ぷらっとホームでは、客先ネットワーク内のサーバーやルーター、アクセスポイントなどの監視および保守対応、インターネット回線のないクローズドネットワーク内の機器の死活監視・メンテナンス、無人設備におけるネットワークカメラの稼働監視などに利用できると説明している。