ニュース

グレープシティ、Excel互換機能を強化した表計算グリッドコンポーネントの新版「SPREAD for Windows Forms 15.0J」

 グレープシティ株式会社は3日、Excelと互換性の高い表計算データグリッドコンポーネント「SPREAD for Windows Forms」について、新バージョンとなる「SPREAD for Windows Forms 15.0J」を2月24日に発売すると発表した。

 SPREADは、ExcelライクなUIを備えた、業務アプリケーション開発者向けのVisual Studio用グリッド&スプレッドシートコンポーネント。新バージョンでは、.NETの最新版となる「.NET 6」と、Visual Studioの最新版「Visual Studio 2022」に対応した。

 機能面では、Excel互換のショートカットキーやセルのハイパーリンク機能など、Excelと互換性のある機能を追加した。また、関数についても、Excelと互換性のある「LAMBDA」「LAMBDAヘルパー」「VALUETOTEXT」「ARRAYTOTEXT」「LET」関数を追加した。

 テーブル機能の強化としては、任意のデータソースを直接テーブルへバインディングできる機能や、テーブルに隣接するセルに値を入力すると、新しい行や列がテーブルに自動で追加される機能を追加。セル内に小さなグラフを表示するスパークライン機能については、セルに数式を設定してスパークラインを作成できる機能を搭載した。

 SPREAD for Windows Forms 15.0Jの価格は、1開発ライセンスが17万6000円(税込)。購入から1年間、テクニカルサポートとフリーアップグレードの利用が可能な保守サービスが付属する。