メシウス、Excelライクなリボンコントロールを搭載した表計算コンポーネント「SPREAD for Windows Forms 17.0J」をリリース

　メシウス株式会社（旧社名：グレープシティ株式会社）は7日、Excelと互換性の高い表計算データグリッドコンポーネント「SPREAD for Windows Forms」の新バージョン「17.0J」を2月21日にリリースすると発表した。

　新バージョンでは、マイクロソフトの最新アプリケーションフレームワーク「.NET 8」に対応した。これにより、最新の開発環境でWindowsフォームアプリケーションを開発できる。Visual Studioの新しいフォームデザイナにも対応し、スマートタグや専用デザイナを使用してコントロールの機能を設定できる。

　また、スプレッドシート上にリボンメニューを搭載できる「リボンコントロール」を新たに追加した。「ホーム」「挿入」「ページレイアウト」「数式」などのタブ、フォントやスタイルの設定、セルの書式設定、図の挿入といった、Excelと同じようなメニューをアプリケーションに組み込める。タブの追加や非表示、独自のボタンの追加など、開発要件に合わせた自由なカスタマイズもできる。

　このほか、Excel互換機能として、チャート機能ではシート上にチャートだけを表示できる「チャートシート」に対応したほか、チャート内にシェイプを埋め込む機能もサポートする。コピー＆ペースト時に「数式」「値」「元の書式を保持」といった、さまざまな貼り付け形式を選択できる機能なども実装した。

　SPREAD for Windows Forms 17.0Jの価格は、1開発ライセンス17万6000円（税込）。