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ALSIがクラウド型Webフィルタサービスをアップデート、学校での安全なインターネット活用促進を支援

 アルプス システム インテグレーション株式会社(以下、ALSI)は31日、クラウド型Webフィルタリングサービス「InterSafe GatewayConnection」をアップデートすると発表した。

 InterSafe GatewayConnectionは、Windows、iOS、Android、Chromebookに対応し、デバイスや利用する環境に合わせて柔軟な設定を行えるクラウド型Webフィルタリングサービス。企業だけでなく教育用途においても多く利用されており、高精度URLデータベースに基づくカテゴリフィルタリングやスケジュール設定、インシデントアラートなどの機能により、危険性のあるインターネット利用を制限し、生徒・児童を保護してきたという。

 今回はさらに、教育用途に適した機能を強化した。まず、特定URLへのアクセスを許可/規制する「例外URL機能」において、曜日/時間帯に応じたスケジュールの設定を可能にしている。例えば、「『動画配信』カテゴリへのアクセスは規制したいが、YouTubeの指定チャンネルに限っては授業に必要なため視聴できるようにしたい」といった場合は、平日の日中などの授業時間帯だけ、YouTubeの指定チャンネルを例外的に視聴許可し、夜間や休日など授業以外の時間では規制するといった対応を行えるとのこと。

 また、HTTP/HTTPSを利用しないアプリケーション通信の規制にも対応可能になるため、授業や校務における、学習用途以外のアプリケーションの利用を防ぎ、安全な端末利用を促進するとしている。なお、アプリケーションの制御機能は2022年春に提供する予定だ。