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ALSI、Webセキュアゲートウェイ「InterSafe GatewayConnection」の運用管理機能を強化

 アルプス システム インテグレーション株式会社(以下、ALSI)は29日、クラウド型セキュアWebゲートウェイサービス「InterSafe GatewayConnection」の運用管理機能を強化し、アップデート配信を行った。

 InterSafe GatewayConnectionは、Webフィルタリングやログのリアルタイム分析により、最新の脅威対策を実現する、マルチデバイス対応のクラウド型セキュアWebゲートウェイサービス。Windows、iOS、Android、Chromebookに対応し、端末利用をセキュアに保つことができる。

 今回のアップデート配信では、1人1台端末をはじめ、テレワークなどマルチデバイス、マルチロケーション環境でのWebフィルタリング運用を効率化し、管理者の負担を軽減するための機能を追加した。

 アプリ設定の自動同期機能として、管理画面で変更したアプリのポリシー設定が各端末に自動で同期される機能を追加した。また、エージェントソフトのISGC assistにおいて、これまでMDM製品で操作が必要だったポリシー設定が、InterSafe GatewayConnectionの管理画面で一括して実施できるようになり、アプリ設定がより簡単になった。

 特定通信のWebアクセス制御機能としては、学習アプリやローカルネットワーク・専用ドメインなど、特定ホストへのアクセスに対するWebフィルタリングを除外し、直接アクセスさせる機能を追加した。これにより、ネットワーク利用を効率化し、学習支援システムやZOOMなどのWebサービスを快適に利用できるようになる。アプリ設定の自動同期機能と連動するため、工数をかけずに除外設定でき、管理者の運用負担を軽減する。

 通信失敗時のWebアクセス規制機能としては、アプリがサーバーへの通信に失敗した際に、Webサイトへのアクセスを一律で規制する設定を選択できるようになった。これにより、通信状況によるセキュリティレベルの低下を防止する。

 そのほか、アプリのインストールおよびセットアップが完了したデバイスの情報を管理コンソールで一覧表示できる「デバイス管理機能」や、「InterSafe WebFilter」などオンプレミス製品との併用を可能にする「フィルタリングキャンセラ機能」を搭載した。