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ALSI、セキュアゲートウェイサービス「InterSafe GatewayConnection」のログ分析オプションを提供開始
「Sumo Logic」と連携し、ウェブアクセスログの可視化とセキュリティ対策を実現
2019年10月24日 14:20
アルプスシステムインテグレーション株式会社(以下、ALSI)は24日、クラウド型セキュアウェブゲートウェイサービス「InterSafe GatewayConnection」のログ分析オプションを、11月1日に販売開始すると発表した。
InterSafe GatewayConnectionは、ウェブフィルタリングサービスを主軸に、マルウェア感染を防止するアンチウイルスオプションなどを提供するクラウド型セキュアウェブゲートウェイサービス。ProxyやVPNなど利用環境に合わせた接続方法で利用でき、Windows、iOS、Android、Chromebookなどマルチデバイスに対応する。
新たに提供を開始するInterSafe GatewayConnection ログ分析オプションは、Sumo Logicジャパン株式会社が提供する、クラウドSIEMソリューション「Sumo Logic」との連携により実現したもので、増え続けるウェブアクセスログに対して、さまざまな角度からリアルタイムでの可視化・分析を実現する。
ALSIが独自に用意したダッシュボード上で、ウェブアクセスログをリアルタイムに可視化・モニタリングでき、ウェブアクセスの多いカテゴリのランキングや、どのような地域にアクセスしているのかなどを、一覧化して把握できる。ダッシュボードでは、ウェブアクセスログが一元的かつ分かりやすくビジュアル化され、管理者のログ分析スキルに依存することなく、見るべきポイントを一目で把握できる。
AI技術によりウェブアクセスログをグループごとに分類し、以前のログデータとの比較による傾向分析ができる。また、異常値の検知時には自動でアラートをあげることができるため、セキュリティの問題を早期に発見することもでき、ログ管理・分析業務における人員コストの削減や業務の効率化を実現する。
Sumo Logicが提携しているセキュリティメーカーの脅威インテリジェンスを無料で利用でき、ウェブフィルタリングと合わせて分析することで、インターネットアクセスによるセキュリティリスクを多層的に可視化できる。また、ログデータを保管するクラウド環境は、さまざまなセキュリティ規格に対応しており、何らかのインシデントによりログデータ量が一時的に急増した際にも、安定的なログの収集と監視を可能とするスケーラビリティを備える。
InterSafe GatewayConnection ログ分析オプションの価格は年額75万円(税別、1日当たりデータ量3GB、1か月当たりデータ量90GBまで)から。