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全文検索・情報活用システム「QuickSolution Ver.12.2」、Microsoft TeamsとOneDriveを検索対象に追加

 住友電工情報システム株式会社は、全文検索・情報活用システム「QuickSolution」の新版として、Microsoft TeamsおよびOneDriveを検索対象に追加した「QuickSolution Ver.12.2」を、2月1日より販売開始すると発表した。

 QuickSolutionは、数百TB規模までのフルレンジに対応したエンタープライズサーチソフトウェア。自社運用のファイルサーバーなどに加えて、クラウドサービスであるSharePoint OnlineやBoxなど、社内外に点在する情報を横断的に全文検索することができる。

 新たにQuickSolutionによる検索に対応したTeamsは、ビデオ会議だけでなく、チャットや通話、ファイルの共有機能などを備えており、テレワークの普及に伴って利用が急増している。その一方、Teamsでファイルを共有すると、後から利用する際に保管場所が分からなくなり、探し出すのに時間がかかるという問題点が浮き彫りになったという。また、共有したファイルがSharePoint OnlineやオンラインストレージのOneDrive上に保存されるため、従来のファイルサーバーやBoxに加えて、OneDriveにも社内情報が点在してしまっているとのこと。

 そこで今回は、TeamsとOneDriveをQuickSolutionによって全文検索可能とすることで、保管場所を気にせずに、必要なファイルをすぐに探し出せるようにしている。なお検索対象は、Teamsのチャットに添付されたファイルと、個別のチャットに添付されたファイルとなる。