住友電工情報システム、全文検索システム「QuickSolution 10」で「ArcSuite Engineering」との連携オプションを販売開始

　住友電工情報システム株式会社は8日、全文検索・情報活用システムの「QuickSolution 10」について、富士ゼロックス株式会社の統合情報管理システム「ArcSuite Engineering」と連携を行い、ドキュメント管理サービス内のデータを検索できる「ArcSuite連携オプション」の販売を開始した。

　ArcSuite Engineeringは、「ドキュメント」と「コミュニケーション」を一元管理し、製造業の情報活用を促進するソリューション。住友電工情報システムでは、エンタープライズサーチのQuickSolution 10とArcSuite Engineeringを組み合わせることで、情報活用／技術伝承をより効果的に実現できるとしている。

　連携オプションにより、ArcSuite Engineeringで管理されている情報だけでなく、社内に散在しているファイルサーバーなどの情報を一括で検索できるようになる。ArcSuite Engineeringに蓄積された情報に加えて、部門ごとに設置されたファイルサーバーに埋もれている技術情報、ノウハウなど、全社横断的な検索環境を構築する。

　QuickSolution 10は、高精度かつ高速セキュア検索ができる全文検索システムで、50TB（1億2000万ファイル）のファイルサーバーを、権限を考慮して2～3秒で全文検索することが可能。重要文書を高精度に上位表示するための技術としては、位置考慮検索／近傍検索（キーワードの出現位置を考慮した検索）や、総合スコアランキング（全文スコア、データ鮮度、アクセス数などを加味したランキング）を提供する。