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住友電工情報システム、全文検索システム「QuickSolution」から電子承認システム「楽々WorkflowII」内のデータを検索可能に

 住友電工情報システム株式会社は、全文検索・情報活用システム「QuickSolution」において、自社の電子承認・電子決裁システム「楽々WorkflowII」内にあるデータの検索に対応した新版「QuickSolution Ver.11.4」を、8月31日より販売開始すると発表した。

 QuickSolutionは、数百TB規模まで対応可能な企業内情報検索ソフトウェア。ファイルサーバーに格納されたOfficeファイルやPDF、Webサイト、データベース、グループウェア、文書管理システム、Microsoft 365やBoxなど、社内外に点在する情報を横断的に全文検索し、目的の情報を探し出すことができる。

 一方の楽々WorkflowIIは、企業内での申請・承認・決裁のワークフローを電子化し、業務効率化を実現するソフトウェア。データ項目設計、マウス操作によるレイアウト編集のみで、特別なツールを使うことなく画面を簡単に設定でき、自社のワークフローシステムを短期間で構築することが可能という。

 今回の新版では両製品を連携させ、楽々WorkflowIIに保存された申請書と、それに添付された文書ファイルに対しても、QuickSolutionから高速に検索可能なオプション機能を提供する。

 これにより、検索文の意味を理解するセマンティック検索や、クリックだけで情報探しができるClick NaviといったQuickSolutionの機能を利用し、楽々WorkflowII上の申請データも横断的に検索・活用できるようになるとのこと。

 なお住友電工情報システムでは、楽々WorkflowIIで業務を電子承認化すれば、脱ハンコを実現し、テレワークの障害となる「やむなく出社」することを減らせるほか、QuickSolutionによって、社内に散在するあらゆる情報資産を一括して検索可能にすることで、テレワークのデメリットである情報/知識の格差を解消でき、業務効率を向上させることが可能とアピールしている。