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日本ユニシス、ローコード/ノーコード開発で業務のデジタル化を支援する「業務デジタル化支援サービス for Microsoft Power Platform」を提供

 日本ユニシス株式会社は25日、マイクロソフトのローコード/ノーコード開発ツール「Microsoft Power Platform」を活用して、企業の業務デジタル化を支援する「業務デジタル化支援サービス for Microsoft Power Platform」の提供を開始した。

 サービスは、紙やExcel・、メールなどによる業務を効率化し、生産性を上げたいといった課題を持つ業務部門や、業務の自動化を推進し、変革に向けた活動に注力させたいと考えているデジタル化推進部門などを対象に、ローコード/ノーコード開発を取り入れることで、デジタル技術で業務改善ができる組織への変革を支援する。ツールとしてPower Platformを利用することで、プログラミング技術がない業務部門でもアプリケーション開発を可能にする。

サービス概要図

 サービスでは、PoC(概念検証)環境を提供する「PoC環境構築支援サービス」と、本番環境向けのアプリケーション作成を支援する「業務アプリケーション作成支援サービス」の、2種類のサービスを提供する。

 検証環境については、現在利用している本番環境とは別の環境を構築するため、社内への影響を気にせず、機能や効果を検証できる。また、業務改善に活用可能なサンプルアプリケーション(勤怠報告、休暇申請など)を提供することで、短期間で、開発方法の習得や、実現可能な範囲を理解できるようにする。

 サービスの価格は、PoC環境構築支援サービスが90万円から。業務アプリケーション作成支援サービスは個別見積もり。

 日本ユニシスでは、既に提供している「Microsoft 365向け導入支援サービス」「Microsoft 365向け技術支援サービス」「Microsoft 365向けPoC環境導入支援サービス」に、今回の業務デジタル化支援サービス for Microsoft Power Platformを加え、サービスの総称を「Microsoft 365向けエンタープライズサービス」とする。Microsoft 365向けエンタープライズサービスの体系化により、導入前の検討・検証段階から、導入・構築、業務部門での利活用にいたるまで、オフィス業務のデジタル化・効率化を、一気通貫で支援するとしている。

Microsoft 365向けエンタープライズサービス