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Microsoft 365で働き方改革とセキュリティ向上を実現――、日本ユニシスが導入支援サービスを提供

 日本ユニシス株式会社は16日、「Microsoft 365向け導入支援サービス」を提供開始すると発表した。Microsoft 365の自社導入で蓄積したノウハウを生かしており、働き方改革とサイバーセキュリティ対策の双方を実現できるという。

 日本ユニシスでは、グループ約1万名の働き方改革の推進と、サイバーセキュリティ対策の強化に向け、Microsoft 365を採用したOA環境へ刷新しており、新環境は2020年9月より稼働開始している。

 今回の新サービスは、そうした自社での経験をはじめ、さまざまな顧客へのMicrosoft 365導入を通じて培ってきたノウハウをもとにした導入支援サービスで、「フィッティング」「設計・構築・導入」「技術サポート」の3段階によるサービスを用意しているという。

 具体的には、Microsoft 365の導入プラン策定や要件整理から、Microsoft 365システムの導入設計、クラウドサービスや関連システムの構築、Microsoft 365の社内展開に向けた支援、本番稼働後の拡大適用や利活用に至るまで、広範囲にわたるサービスを提供するとした。

 同社では、Microsoft 365の認証機能、デバイス管理機能、アクセスコントロール機能の相互連携により、安全性を確保し、オフィスでもテレワークや外出先でも同じ利便性で、安全に勤務できるように支援するとのこと。

 また業務で利用するPCやスマートフォンといったデバイスについては、クラウド上から管理することで、利用場所にかかわらず常に安全な状態を確保。万一の紛失時にはリモートワイプなどにより、デバイスからのデータ漏えいを防止する。

 加えて、社内ITシステムやクラウドサービスのID管理・認証を1つに統合。シングルサインオンによるユーザー利便性の向上と、認証管理の統一によるセキュリティ強化を実現する。

 このほか、高度なアクセスコントロールにより、安全なBYODを実現。平常時の活用だけでなく、災害発生時などに自宅や外出先からBYODによる緊急対応を可能にするなど、緊急時のBCP対策としても活用できるとしている。