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チェック・ポイント、最大3Tbpsのスループットと超低遅延を実現するファイアウォール「Quantum Lightspeed」を発表

 Check Point Software Technologies(以下、チェック・ポイント)は19日、同社の次世代ファイアウォール製品「Quantum」シリーズに、「Quantum Lightspeed Firewalls」を追加したと発表した。

 Quantum Lightspeedは、ファイアウォールのスループットが従来製品比5倍となる、1システムあたり最大3Tbps、ゲートウェイ1台あたり最大800Gbpsのスループットを実現するとともに、レイテンシーも3マイクロ秒と超低遅延を実現する、世界最速のファイアウォールになるとしている。

 製品には、NVIDIAが開発したASIC技術を利用することで、画期的なファイアウォール性能を実現しており、企業は数分でフローサイズが大きな「エレファントフロー」をサポートし、テラバイト単位のデータを安全に転送できると説明。金融機関は、数百万件の高頻度取引をマイクロ秒単位の遅延で安全に処理できるようになるなど、あらゆる企業がリモートユーザーに高速アクセスを提供し、高成長しているビジネスをサポートできるようになるとしている。

Quantum Lightspeed(モデル QLS 800)