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チェック・ポイント、SMB向けセキュリティアプライアンス「Quantum Spark」の上位モデルを提供

 チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(以下、チェック・ポイント)は11日、中小企業(SMB)向けセキュリティゲートウェイ「Quantum Sparkシリーズ」において、「1600」「1800」の2モデルを追加すると発表した。

 Quantum Sparkは、SMBでの利用に適したセキュリティアプライアンス。チェック・ポイントの「SandBlast Zero Day Protection」が全モデルに搭載されており、次世代ファイアウォール、侵入防止、ウイルス対策、サンドボックスをはじめ、脅威防止に特化した60以上のセキュリティサービスを提供するという。

 また、導入を容易に行えるよう、事前に定義された設定ウィザードを搭載し、初期セットアップは数分で完了可能。モバイルデバイスから直接セキュリティの状態を監視して、脅威の軽減を迅速に行える。さらに、直感的なWeb GUIを備えたクラウドベースのポータルも備えているので、どこからでもセキュリティを管理できるとした。

 通信は、Gigabit Ethernet、Wi-Fi、LTEなどを利用でき、利用企業に幅広い接続オプションを提供。さらに、複数のインターネットサービス事業者やパフォーマンスベースのルーティングにも対応し、アプリケーションに最適な帯域幅とサービス品質を提供できるとしている。

 また、リモートアクセスVPN機能を標準搭載し、二要素認証にも対応しているため、テレワーク環境から社内にあるファイルサーバーやNASへのアクセスも安全に行えるという。

 今回は、主に中小企業を対象とした従来の「1500シリーズ」4モデルに加え、新たに中堅企業を主な対象とする上位機「1600」「1800」の2モデルが提供される。脅威防止性能がそれぞれ最大1.5Gbps、最大2Gbpsへと拡張されており、400名までのビジネスをサポートできるとのこと。

Quantum Spark 1600
Quantum Spark 1800