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チェック・ポイント、SMB向けのセキュリティゲートウェイ「1500シリーズ」を発売

 チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(チェック・ポイント)は9日、中小企業(SMB)向けのセキュリティゲートウェイアプライアンス「1500シリーズ」を販売開始すると発表した。

 「1500シリーズ」は、SMBでの利用を想定したセキュリティゲートウェイアプライアンス。同社の最新セキュリティ管理ソフトウェアである「R80」を搭載しており、ウィルス対策、ボット対策、IPS、アプリケーション制御、URLフィルタリングといった機能に加えて、「SandBlast Zero-Day Protection」を使用するゼロデイ攻撃や既知の脅威からの防御に対応する。

 性能面では、最大4Gbpsのファイアウォールスループットを提供でき、脅威防御性能も最大660Mbpsと、前世代の2倍以上のパフォーマンスを実現したという。

 また、容易に導入を行える点も特長で、追加設定不要なゼロタッチプロビジョニングにより、1分以内にセットアップできるほか、チェック・ポイントのモバイル向けアプリ「WatchTower」に対応し、外出中でもモバイル端末での社内ネットワーク監視や緊急対応を行えるようにしているとのこと。

 ラインアップは、性能やインターフェイスの異なる4モデルを用意し、上位2モデル「1590」「1570」では1000BASE-T×10ポート、下位2モデル「1550」「1530」では1000BASE-T×6ポートを搭載。各モデルともWi-Fiオプションを利用でき、さらに「1590」「1570」では、LTE・5G向けに設計された統合型セルラーモデムもサポートする。

モデル「1590」「1570」の外観