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チェック・ポイント、オンプレミス、クラウド、IoT向けの新セキュリティプラットフォーム「Quantum Titan」を発表

 Check Point Software Technologies(以下、チェック・ポイント)は米国時間10月20日、サイバーセキュリティプラットフォーム「Check Point Quantum」の新バージョンとなる、「Check Point Quantum Titan」を発表した。

 Quantum Titanは、人工知能(AI)とディープラーニングを活用した3つのソフトウェアブレードを新たに導入し、DNSの悪用やフィッシングに対する高度な脅威防御および自律的なIoTセキュリティを提供する。これにより、IoTデバイスの検出と、IoTデバイスを保護するためのゼロトラスト脅威防御プロファイルの自動適用を両方実現できる、業界唯一のプラットフォームだとしている。

 Quantum Titanでは、新しいAIディープラーニングエンジンによる脅威防御を提供。AIとディープラーニングの技術を活用し、従来のシグネチャーベースの技術と比較して、5倍のDNS攻撃、および4倍のゼロデイフィッシングの脅威を阻止できる、2つの新たなソフトウェアブレードを導入した。

 また、独自の自律型IoTセキュリティとして、Quantum Titanのプラットフォーム上で可能になった新バージョンのQuantum IoTソフトウェアブレードが、あらゆるIoTデバイスに対して、独自の迅速かつ効率的に検出する機能を追加するとともに、自動的にゼロトラストプロファイルを適用。組織は5分以内に、攻撃に対する防止/阻止の対策をスタートできる。

 さらに、効率とパフォーマンスに焦点を当てた20以上の機能により、重要なアプリケーションのパフォーマンスを向上。Titanプラットフォームのオートスケーリング機能は、ピーク時や予期せぬトラフィックの急増に対応するために、アプリケーションや大きなワークロードに瞬時に優先順位を付けられるとしている。

 Quantum Titanは現在、先行での提供を開始しており、一般提供は11月に開始予定。