HCNET、ITインフラやその設計・運用などを月額課金で提供するトータルサービス「SERVICE ORCHESTRA」

　エイチ・シー・ネットワークス株式会社（以下、HCNET）は22日、オリックス・レンテック株式会社と提携し、機器の選定から設計・構築・保守運用までをトータルに月額課金形態で利用できるサービス「SERVICE ORCHESTRA（サービスオーケストラ）」を提供開始すると発表した。

　「SERVICE ORCHESTRA」は、サーバーやネットワーク機器などのITインフラと、その導入・運用をサービスとして提供するもの。機器そのもののレンタルにとどまらず、HCNETが利用企業の要望に応じた最適なITインフラの機種選定を行うほか、設計・構築、稼働後の保守運用までを一括し、最短24カ月間からの月額サービスとして提供する。

　機器の導入にかかる多額の初期費用を月額費用として平準化できるほか、資産管理や保守・メンテナンスの手間も削減される点が特徴。また機器を購入しないため、適切な時期に最新のIT機器を利用可能になる点も特徴とした。

　提供可能な製品・サービスとしては、有線・無線のネットワーク製品、ファイアウォールやUTMなどのセキュリティ機器、サーバー製品、ビデオ／Web会議製品といったインフラ機器や、認証／DHCP／証明書発行、検疫／ログ／脆弱性管理、シングルサインオン（SSO）／プロビジョニングといった自社ソフトウェア製品、プロジェクトマネジメントや設計・構築、キッティングなどの各種エンジニアリング作業、保守・運用・監視サービスなどを挙げている。

　また、24時間体制のリモートモニターサービスや、回線サービスなども提供可能とのことだ。