ニュース

HCNET、脆弱性管理クラウドサービス「VI-Engine」有償版を7月より提供開始

 エイチ・シー・ネットワークス株式会社(以下、HCNET)は、脆弱性管理クラウドサービス「VI-Engine(ブイアイエンジン)」のサブスクリプションサービスを、7月より開始すると発表した。すでに無償のベータサービスが提供されていたが、今回、有償版の提供が開始される。価格は年額84万円(税別)。

 「VI-Engine」では、グローバルで発見される脆弱性情報を複数の情報源から自動収集し、脆弱性情報データベースとして公開するサービス。ユーザー企業は、このデータベースの情報をWebブラウザから閲覧することができる。

 また取得した脆弱性情報を分析し、共通脆弱性評価システムCVSSのスコア、Exploitの有無、SNSの情報を基に、対策を推奨する脆弱性のランキング「レコメンドTop10」を自動作成するほか、Microsoftの脆弱性についてはパッチ情報の有無も表示されるとのこと。

 さらに、ユーザー企業が管理しているIT資産の情報をサービスにアップロードすることにより、個々のIT資産ごとに、存在するセキュリティリスク情報をレポーティングすることも可能とした。なお、レポートはCSVないしPDFでダウンロードできる。

画面イメージ