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みずほ銀行、請求書画像を文字データに変換し振込データ/仕訳データを作成する「みずほデジタルアカウンティング」

 株式会社みずほ銀行は10日、株式会社スマイルワークス、株式会社インフォディオと協業し、AI-OCRを活用した業務効率化サービス「みずほデジタルアカウンティング」を提供開始したと発表した。利用にあたっては、みずほWEB帳票サービスの契約が必須となる。

 「みずほデジタルアカウンティング」は、AI-OCR技術を活用して、請求書の画像データに記載される情報を文字データ化し、市販の会計ソフトウェアに取り込めるCSV形式の仕訳データや、インターネットバンキング/ファームバンキングソフトに取り込める全銀形式の振込データを自動作成するサービス。

 これにより、請求書処理の業務効率化が見込まれるほか、インターネットからでも利用可能なため、リモートワークも促進できるという。また、申し込みはみずほWEB帳票サービスの画面上から行え、Web上の操作のみで完結可能なほか、利用料金は請求書読み込み1枚あたり99円(税込)と、完全従量制になっていることから、手軽に試用できるとしている。

 加えて、みずほ銀行のインターネットバンキング「みずほe-ビジネスサイト」の契約者は、サービスからワンクリックで総合振込による支払い申請を行えるとした。

 なおAI-OCR機能にはインフォディオの「スマートOCR」を採用。スマイルワークスがインフォディオと連携し、「みずほデジタルアカウンティング」として開発・サービス化している。