リンクのクラウド型コールセンターシステム「BIZTEL」、IBM Watsonと連携した自動応答サービスを実現可能に

　株式会社リンクは10日、クラウド型CTI／コールセンターシステム「BIZTEL（ビズテル）」において、日本アイ・ビー・エム株式会社のAI「IBM Watson」とのシステム連携テストが完了したと発表した。リンクは2022年2月ごろから、両サービスを組み合わせた機能を提供開始する予定。

　BIZTELは、PBX、コールセンターシステムなどのテレフォニー機能をクラウド型で幅広く展開するサービス。今回のシステム連携により、IBM Watsonを用いたボイスボットが提供できるようになる。

　この機能を利用すると、商品の申し込み・解約や来店の予約といった電話に対して、AIが従来以上に自然な会話で応答・受付可能になるため、利用企業は、電話に対応する人員の削減や業務の効率化を行えるという。また、24時間の問い合わせ対応や、電話がつながるまでの待ち時間の解消なども実現するとのこと。