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マルチフィード、IIJ白井データセンター内でJPNAP東京サービスを提供

 インターネットマルチフィード株式会社(以下、以下マルチフィード)は13日、株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)が運用する白井データセンターキャンパスを、マルチフィードが提供するインターネットエクスチェンジ(IX)サービスであるJPNAP東京サービスの提供拠点として追加し、2022年3月にサービスの提供を開始すると発表した。

 マルチフィードでは、首都圏の都心エリアのデータセンターを中心に、JPNAP東京サービスの提供拠点を設置している。今回、白井DCCに提供拠点を設置することで、白井DCCおよび周辺の白井・印西エリアのデータセンターを利用する事業者は、都心までのアクセス設備を準備することなく、JPNAP東京への接続できる。これにより、国内外のコンテンツ事業者やインターネット接続事業者と相互接続し、増大するインターネットトラフィックを効率的に交換することが可能となる。

 IIJでは、白井DCCにおいて、各種クラウドサービス、近郊データセンターなどと接続する「ネットワークHUB構想」のもと、ネットワークの拡充を進めており、JPNAP東京サービスの提供拠点が白井DCCに設置されることにより、顧客への付加価値をさらに向上するとしている。

 また、マルチフィードとIIJは、今後も連携してサービスの強化・拡充を図り、デジタルシフトの推進とそれらを支えるインターネットインフラの強化をサポートし、付加価値の高いサービスを提供していくとしている。