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インターネットマルチフィード、「JPNAP仙台サービス」を提供開始

 インターネットマルチフィード株式会社は29日、インターネットエクスチェンジ(IX)サービス「JPNAP」において、新たに「JPNAP仙台」サービスを、東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)の「宮城第3データセンター」で提供開始すると発表した。

 インターネットマルチフィードでは、インターネット相互接続のエリア分散・効率化に向けて、JPNAPサービスを東京・大阪に加え、2021年1月から福岡で提供している。

 今回、新たに仙台に拠点を開設し、JPNAP仙台サービスを提供することで、東北エリアにおけるコンテンツ配信基盤の強化、増大するインターネットトラフィックの効率的な交換および、東京・大阪に集中しているインターネット相互接続のエリア分散に貢献していくとしている。

 また、JPNAP仙台では、NTT東日本と連携し、効率的なトラフィック配信や、AI・IoT技術の有効性などの共同実証環境・エッジコンピューティング基盤である「スマートイノベーションラボ」との接続を提供する。IXサービスとともに、スマートイノベーションラボとの接続環境を提供することで、東北エリアのインターネット事業者と連携したICTの利活用による社会課題解決に向けた取り組みをNTT東日本とともに推進するとともに、サービスの強化・拡大を進めていくとしている。