アクセルのグループスケジューラ「OnTime Group Calendar for Domino 8.0」　ハイブリッドワークプレイスの運用を支援

　有限会社アクセルは11日、HCL Notes/Domino、HCL Verseと連携して動作するグループスケジューラ「OnTime Group Calendar for Domino」において、新版「同 Ver.8.0」を提供開始すると発表した。

　「OnTime Group Calendar」は、日本企業に必須となる複数メンバーの予定表示、会議招集、施設予約などを、グラフィカルな画面で高速に操作できるグループスケジュール管理ソフトウェア。Microsoft 365、Microsoft TeamsやオンプレミスのMicrosoft Exchangeと連携して動作するMicrosoft製品向けの「同 for Microsoft」と、Notes／Domino、Verseに対応する「同 for Domino」の両ラインアップが提供されている。

　今回の新版では、OnTime Group Calendar for Dominoにおいて、ハイブリッドワークプレイスの運用支援を目的とした2つの機能を同時に実装した。

　まず、リモートワーク、出張、休暇などでオフィスを不在にする場合に、連絡すべきメンバーに通知を行える機能として、簡易ワークフローを新たに搭載した。基本的な差し戻しや変更依頼などは備えているものの、本格的な多段階層によるワークフローではなく、あくまでもワークシェアするメンバーに通知するための簡易ワークフローとなっている。なお、申請者も通知を受けた人も、互いの予定を俯瞰（ふかん）しながら相互に希望日時の確認や予定の調整を行えるとのこと。

不在通知の承認

　また、OnTime Group Calendar for Microsoftで好評だった、ホットデスクやフリーアドレス利用時の共有席予約機能をOnTime Group Calendar for Dominoに移植した。これによって、フリーアドレスの導入により、当日になって席が確保できなかったり、継続した仕事のメンバーが近くに座れなかったり、といったデメリットを抑制するという。

　こちらの機能でも、席の予約状況を俯瞰できるだけでなく、ビルやフロアで共有席を検索し、図面上での位置や机回りの写真を確認して、プリセットされた項目の値で簡単に席を予約できる。

　なお両機能とも、管理者が特定のグループごとに利用の有効・無効を設定可能だ。

共有席予約画面