アクセルのグループスケジューラ「OnTime for Domino Ver.11.7.1」、Microsoft Graph APIを用いた同期方法に対応

　有限会社アクセルは18日、HCL Notes/Domino、HCL VerseやMicrosoft 365と連携して動作するグループスケジューラ「OnTime Group Calendar for Domino」（以下、OnTime for Domino）の新版として、「同 Ver.11.7.1」をリリースしたと発表した。

　OnTime Group Calendarは、複数メンバーの予定表示や会議招集、施設予約などを、グラフィカルな画面で高速に操作できるグループスケジュール管理ソフトウェア。Microsoft Exchange、Microsoft 365に対応する「OnTime for Microsoft」と、HCL Notes/Domino、Verseに対応する「OnTime for Domino」の2つの製品ラインをリリースしている。

　今回発表されたOnTime for Dominoの新版では、以前から実装しているHCL DominoとMicrosoft 365（Exchange Online）へのハイブリッド接続において、Microsoft環境への接続を、それまでのEWS方式からMicrosoft Graph APIを利用した新しい同期方法に変更した。

　これにより、HCL DominoとMicrosoft 365の両カレンダー基盤が持つユーザーのスケジュールデータを、OnTimeクライアントの1つの画面で利用可能となっており、それぞれのメンバーの予定を参照できるだけでなく、同時に会議招待を行うといったことも可能になっているという。

　また、6月17日にワールドワイドで同時リリースされた「HCL Domino 14.5」をいち早くサポートした。

　なお、OnTime for Domino Ver.11.7.1のプログラムは、OnTime Group Calendar Direct Shopサイト（以下、Shopサイト）からダウンロード可能。また、HCL Softwareライセンス契約に基づいてDomino系CCBライセンス契約が有効な企業は、OnTime for Dominoフリーミアム（高機能無料）版を利用できる。OnTime for Domino Ver.11.7.1のフリーミアム版は、HCL Domino 14.5に同梱されているほか、Shopサイトからもダウンロード可能になっているとのことだ。