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アクセル、連結した会議室の空き確認や重複予約の制限などに対応した「OnTime Group Calendar for Microsoft 4.2」

 有限会社アクセルは2日、Microsoft 365やMicrosoft Teams、オンプレミスのExchangeと連携して動作する高速グループスケジューラー「OnTime Group Calendar for Microsoft」のVer.4.2をリリースした。

 OnTime Group Calendarは、日本企業で必要とされる複数メンバーの予定表示や会議招集、施設予約などを、グラフィカルな画面で高速に操作できるグループスケジュール管理ソフト。Microsoft Exchange、Microsoft 365に対応する「OnTime for Microsoft」と、HCL Notes/Domino、Verseに対応する「OnTime for Domino」の2つの製品を提供している。

Ver.4.2 OnTime クライアント

 新バージョンでは、隣接した部屋を連結した会議室の空き時間検索機能や、会議室の予約作成前の重複通知機能などを新たに実装した。

 連結会議室の空き時間検索機能は、ホールや宴会場など隣接した部屋を連結して一つの会議室として運用できる。同じビルや階数の隣接した複数の会議室の管理、共通空き時間の確認、同時予約機能などを実現した。連結会議室の登録や設定は、OnTime管理センターから行える。

 また、Microsoft Exchangeにおける会議室や備品の予約は、会議参加メンバーの場合は予定が重複する場合に少なくとも辞退メールを返信するが、会議室の直接予約をする場合は重複して予定作成ができてしまいます。そこで

 また、OnTimeでは以前から、会議室や備品が会議の参加メンバーの場合は作成前の重複通知を実現したが、新たに会議室の直接予約についても、作成前に重複通知を行うように実装した。この機能は、OnTime管理センターで組織の特性により有効にすることや、Exchangeの振る舞いに合わせて、通知はするが重複予約も可能にするかを選択できる。

 このほか、ExchangeやOutlookとは別にOnTime内で付与できるロール権限を、閲覧側、閲覧される側の双方向で確認できる機能や、モバイルクライアントからのメールで複数宛先を簡単に選択できる機能、リマインダー(アラーム)編集機能などを追加した。